杜のそば家山本

杜のこだわり

玄ソバ

引かない、そのままの蕎麦

蕎麦粉

当店では玄ソバから自家製粉した蕎麦粉を使用しています。

一般的には黒い外皮を剥いた「ぬき」を使用する事が多いのですが、蕎麦の持つ素朴な味わいを表現するために何も引かない玄ソバからの一本挽きで蕎麦本来の持ち味を追究しました。

また、玄ソバを一粒一粒目で確認し、不純物を取り除いてからハンドメイドの石臼マシンで前日に挽いています。

挽きたての新鮮な蕎麦粉で当日の蕎麦を打ち、素朴ながら凛として艶があり、口から鼻に抜けるほのかな蕎麦の香りを楽しんでいただきたく研鑽(けんさん)の日々です。

手間が掛かる自家製粉のため1日に二十食しか提供できずご迷惑をお掛けいたしますので、ご来店の際は予約をおすすめしております。

とり南かけそば

引き立て役の蕎麦つゆに

蕎麦つゆ

蕎麦つゆは、杜そばとの相性を考慮し、蕎麦の香りを邪魔しないよう出汁の香りを飛ばしています。あくまで脇役でありながら、しっかりと主役の蕎麦を支える辛めでキレのある蕎麦つゆにしています。

一方、温かいかけそばの汁は、個々の食材が主張し過ぎないよう蕎麦とのバランスを重視し、出汁の香りは控えめながらも最後の一口まで旨味の余韻をお愉しみいただける味わい深いかけ汁を目指しました。